前回(Willson BURN FST 95)と同じプレーヤーの方の2本目になります。
ラケットの形状とストリングパターンの関係で残念ながらアラウンドザワールドの良さが引き出せないことが分かり、急遽ゴーセン張りで対応することになりましたm(_ _)m
ネック部分のグロメットにガットを通す穴が4組あるラケットは、張り上げの方向が真逆になる可能性が高くなります。
そうなると、クロス(横ガット)をトップ側からグリップ側へ張り上げることでスイートスポットがやや中央より上にくるというアラウンドザワールドの特徴が活かせなくなる恐れがあります。
アラウンドザワールド(以下「ATW」)は、クロス(横ガット)をトップ側からグリップ側に向かって編んでいくのが特徴で、その効果としてスイートスポットがラケットの中心からやや上(トップ側)になると言われています。
ガット張り替え概要
ラケット | ヨネックス VCORE PRO 97 | |
---|---|---|
ガット | メイン(縦) | ポリファイバー パンテーラ1.25 |
クロス(横) | 〃 | |
テンション | メイン(縦) | 46 |
クロス(横) | 46 | |
張り方 | ゴーセン張り | |
時間 | 計り忘れ |
ガットインプレ
今回張り替えるガットの性能や打感を確認したいという方はこちらのリンクから検索してみてください。
ガット購入
インプレを見ていかがでしたか?気に入ったらこちらからすぐ購入できますよ(^^)
張り替え開始
メイン(縦ガット)を張っているところです。分銅式はグリップがちょうど分銅側にくると作業が非常にやりにくいのが難点です(^^;)
張り替え終盤
久しぶりにゴーセン張りをしたので間違えないように慎重な作業となりました。
張り替え完了
今回2本の張り替え依頼をいただきましたが、比較的早く返却できたため大変喜んでいただきました。
ATWの打感はいかがだったでしょうか?
次回のご依頼もお待ちしております!