
以前に記事でご紹介したように、私はナイロンガット(ak pro cx 16)愛用しているのですが、コスパ向上(ノッチ軽減、交換時期を遅らせる)ためにエラストクロスを装着してみました。
私は普段からナイロンガットを使っています。 ナイロンガットはポリに比べ反発は良いものの耐久性が劣りノッチ(ガットにできる溝)ができてしまいます。そこで、エラストクロスを試してみることにしました!
装着後すぐに3回ほどまとまった時間プレーする機会がありましたので、その時点でのエラストクロスを使ってみた感想をご紹介したいと思います。
エラストクロスの影響について
エラストクロスを導入するかどうか考えていたとき事前にネットで他のプレーヤーの使用感など情報収集をしていたのですが、まとめると次の3点に影響があると思われます。
- ノッチ防止(ガットの寿命が延びる)
- ガットの滑りが良くなってスピンがかかりやすくなる
- 凹凸が大きくなり面圧が高くなって打感が固く感じる
この3つの観点を基準にして感想を述べたいと思います。
1.ノッチ防止(ガットの寿命が延びる)
エラストクロスはガットが交差する部分に挟むアイテムになりますので、ガット同士の摩擦を軽減することでノッチを予防しガットが長持ちするという理屈です。
この点についてはまだ装着して間もないため参考になりません。2か月程度経ったときに改めてご紹介したいと思います。
2.ガットの滑りが良くなってスピンがかかりやすくなる
エラストクロスを装着した部分を手でずらすとポリのようなツルっとした感触で元に戻ります。いわゆるスナップバック現象を起こしやすくなってスピンがかかりやすくなるというわけです。
これは間違いなく実感できました。
これまで以上にスピンがかかったと実感した瞬間は、バック側への早いフラット系サーブをスイングを止めるような形でシュッとインパクトしたときに、ストレートへエッグボールのような鋭い打球が飛びました。
当たった瞬間は角度的にアウトするかと思ったのですがコート後方に収まったので、スピンで急激に落ちたのだと思います。
今までこんなショットは打ったことがなかったのでエラストクロス効果だと確信しています。
もちろんリターンエースになりました(^^)
3.凹凸が大きくなり面圧が高くなって打感が固く感じる
ガットの交差したところに物体を挟むことになりますので、その分ガットの凹凸が大きくなり面圧が高くなって打感が固くなるという話です。
私の場合、全く固くなったと感じませんでしたし反発が落ちた感じもなく、特に何の影響もありませんでした。
ネット情報では、エラストクロスを装着する場合は少しテンションを下げた方がよいという意見もありますが、その必要性はないと思いました。
結論!エラストクロスはめっちゃいい感じ!
あくまで私の個人的意見ですが、エラストクロスはめちゃいい感じです。
ナイロンガットの反発力を活かしつつ、デメリットとされているスピン性能を見事に補ってくれるアイテムだと感じました。(これで耐久性も上がれば完璧!)
まさにナイロンガットとポリの良いとこ取りです。今のところエラストクロスの使用をやめようという気持ちは全くありません。
もしあなたも興味がありましたら一度試してみてはいかがでしょうか?
スイートスポットだけに装着するなら4、5回分の数がありますので、複数名でシェアすれば数百円で済むと思いますよ(^^♪
おわりに
今回はまだガットも張り替えて間もない状態だったため良い感触が得られただけかもしれません。
時間の経過とともにガットが伸びたりして消耗してくると思いますので、その時にどうなるかまだ分かっていません。
これから2か月程度これまでと同じ頻度でプレーして改めて感想をご紹介したいと考えています。